長崎の特産品を使用したボンボンショコラ

（左上から）

青梅：
ミルクチョコのシェルの中に梅リキュールを使用した青梅ミルクガナッシュ。
青梅はほのかに酸味を感じる程度だが、それよりミルクチョコがとにかく美味しいことに驚く。
香ばしく深いミルクの香り。

桃：ホワイトシェルの中には、桃のホワイトガナッシュ。
シャーベットを食べているかのような爽やかな果実の香り。ジューシーなフルーツ感がある。美味しい。

和栗：熊本県産の栗を使用。砕いた栗が入っている。
栗とミルクガナッシュの甘さが良い塩梅に合わさっている。ほこほこした甘さ。
ほんのりリキュールが入っているのか、香りが豊か。レーズンのような香りもある。

生姜：諫早市産生姜を使用。アールグレイのミルクティ風味チョコ。
紅茶の優しい香りの後に、生姜のぴりりとした風味がやってくる。複雑さが面白い。
シェルも上面はホワイトだが、底面に厚いダークチョコを敷いてあり、さらに味の複雑さをが増している。
たべはじめは生姜紅茶なのだが、余韻は生姜ココア。

醤油；
島原市「喜代屋」醤油を使用。
柔らかく透明感あるミルクガナッシュをハイミルクでコーティング。
印象は醤油の塩がとてもとても効いてる濃厚ミルク。
こちらの醤油は甘いのが特徴的で、それと塩が作用しているのか、ミルクに深みがある一粒。

日本酒：長崎県産日本酒。キャラメルガナッシュ。
ふわふわ食感のガナッシュ。ミルクの香りのあとに日本酒のキリッとした刺激と爽やかな香り。
キャラメルのまろやかさと見事に調和していて、アルコールのトゲがないのが良い。
余韻はほんのり温かい日本酒の香り。

五島の塩：「浜田組」の塩使用。ほろ苦いキャラメルとクリーミーなキャラメルの二層。
ミルクの香りをしっかり感じるホワイトのシェルと底面のみダークシェル。
とろりと溢れる塩キャラメルのうまみ。底面のチョコがしっかり苦くて良いバランス。

焼酎：長崎県「霧氷酒造」の芋焼酎のガナッシュ。
なめらかなダークガナッシュに柔らかく香る芋焼酎。アルコールは弱め。体があたたかくなる程度。
そしてコーティングのダークチョコが美味しい。ウッディかつピーナッツのような香ばしさがある。
お酒とおつまみを一度に味わっているような気分。

蜂蜜；長崎県「熊﨑養蜂」の百花蜜とガナッシュ。ラムを少し。
ダークシェル、ホワイトガナッシュ。はちみつの穏やかな甘さとほんのりラムのいい香り。
余韻にちゃんとカカオを感じられて、とても食べやすい。

彼杵（そのぎ）茶：
ハートのダークチョコの中には、抹茶と東彼杵町「西海園」のそのぎ茶粉末が入ったホワイトガナッシュ。
渋みなく、お茶のうま味がぎゅっと凝縮されている。ホワイトチョコと相まって深いコクを感じる。

胡麻：ミルクシェルの中は胡麻のプラリネ。
香りが豊か。すりごまのような香ばしさ。
しっかり甘く、ボリュームがある。

柚子：ミルクチョコシェルの中に柚子のミルクガナッシュ。
柚子のすっきりした香りとキリッとした酸味と苦味が印象的。
ゆっくり溶かすと塩味と、キャラメルのような深いうま味がある。