軽やかで優しい味わいがこのショコラティエの特徴なのかな。
自分がどんな調子の時にも食べられる、生活になじむチョコという感じがした。

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（左上から右に）
1 ペルー産65%カカオのガナッシュ (ダーク)：
ゆったりとした口どけ。透明感あるガナッシュ。
マロンのような暖かい甘味。みずみずしい南国フルーツの味。
終盤にシナモンの香り。

2 ユズとジャンドゥージャのガナッシュ (ミルク)：
柔らかくスッと溶けるボンボン。
ゆずの酸味とジャンドゥージャのまろやかな甘味が良くあう。
軽やかで爽やか。ゆずの香りの余韻が長く続く。

3 アーモンドのプラリネ (ダーク)：
じゃりっとカラメリゼした食感と&きゅっとした実の食感が両方とも分かる。
香ばしいアーモンドの香り、バニラのような華やかな甘い香り。
それからコーティングのダークチョコが深い風味で全体を包みこむ。優しい印象のプラリネ。

4 レモンとバジリコのガナッシュ (ダーク)：
なめらかな口どけ。レモンの甘酸っぱさも相まって透明感あるガナッシュに感じる。
ふわっと穏やかに香るバジル、爽やかな甘さがメインのレモン。
両方の優しさを引き出し合うような味の作りかたに、ショコラティエの特徴が見えてくる気がした。

5 ピエモンテ産ヘーゼルナッツのプラリネ (ミルク)：
エアリーでシャクシャクしたプラリネ。するっと溶けて消えていく。
ヘーゼルナッツの濃厚な香り。ロースト香よりも実の香りを残すような味わいが特徴的。
メープルのような良い香りの甘さ。余韻もしっかりヘーゼルナッツ。ずっといい香りだ。

6 アールグレイティーのガナッシュ (ダーク)：
むっちりした食感。柑橘を思わせるアールグレイの香り。
ふわっと現れてはすっと消え、そのあとはカカオをしっかり味わえる。
ベリー系あるいはマスカットのようなフルーティなガナッシュ。透明感が素晴らしい。