パレドオール 20周年限定BOX

20カ国カカオブレンド：
まず鮮やかなフルーティの酸味と甘味、それから苦味、のちにナッティな香りと皮のような渋み。
最後にチョコレートらしい香り。アルコール入りだけれど、ほんのり暖かくなるくらい。
たくさんのカカオをブレンドすると混沌とするのでは思ったけれども、全部の味が順番にピークしてくるのが面白い。そして全体的にクリア。

ピスターシュ：
ピスタチオのホワイトガナッシュをダークチョコでコーティング。
ピスタチオのうまみたっぷり。ダークチョコがしっかり苦くて、キリッと締まる。

和栗：
ほくほく食感の栗のホワイトガナッシュ。粒感が残っているのが良い。
やさしい栗の味がふんわり広がる。アルコールは使っていないのに体が暖かくなる味。

パレドオールラクテ：
むっちりした食感。濃厚ミルクのキャラメル味をはじめに感じる。
そしてフルーティなカカオの香り。余韻はミルクの癒しの香り。

獺祭ショコラ ラクテ；
フルーティな獺祭がナッシュ。コーティングのミルク感が強めなので、
余韻がアルコールのピリッとした刺激に加えて、ミルクの温かい香りが残る。
また、底面に散りばめられた塩がとっても効いている。まさに日本酒を飲んでいる感覚。

パレドオールノワール：
濃厚なレーズンのようなフルーツ感。甘酸っぱい味わい。それからしっかり焙煎したカカオ豆の香りと苦味。
ほんのりナッティな渋み。クリアながら力強い一粒。

キャラメルノワール：
じっくり火を入れたキャラメルの香ばしさや苦さが美味しい。
柑橘系の酸味あり。遅れてやってくるミルキーな優しい甘さが全体をマイルドにしている。

抹茶：
まずコーティングのホワイトのつよいミルク感。
そして優しい甘さの抹茶ガナッシュ。香りふんわり。なんと食べやすいチョコなんだ。
気軽に食べられるのに、余韻はしっかりと抹茶の透き通る上品な香りが残る。

コニャック：
するりと溶ける。食感にウイスキーボンボンで感じるお砂糖の結晶っぽいサクサクを少し感じる。
アルコールはしっかり刺激的。体いっぱいにコニャックの深い香りが広がる。
ただ、ふわわっと消えていき、余韻は苦さをまとったチョコレートらしい香りがメイン。
この豊かなコニャック香りにカカオが勝つんだ、と目を丸くした。

ウイスキー（富士山麓）：
コーティングからカカオの良い香りがする。
ガナッシュは、まずフルーティな香りがしたかと思うとピリっとアルコールの刺激が広がる。
ぶどうやベリーのような明るい甘酸っぱさがとてもくっきりしていて、
これはウイスキーが底上げしているのかな？
すごくカカオと相性の良いお酒だと思った。

発酵バターガナッシュミルク：
バターとカカオバターの融点の違いを楽しめるとのこと。とてもなめらかな口どけ。
ミルキーでフルーティ。キャラメルのような癒しの味。でもカカオの香りもちゃんと感じる。

マンダリーヌ：
パリッと薄いミルクコーティング。
フレッシュに弾けるマンダリンの甘酸っぱい味。爽やかでクリア。
小粒であっという間に終わってしまうのが勿体ないくらい、きらきらが詰まっている味。

ミエル（はちみつ）：
甘くねっとりした蜂蜜のダークガナッシュをダークチョコでコーティング。
フルーティな酸味もある。蜂蜜によっては感じる香りのクセはこのチョコにはないので食べやすい。
余韻はほろ苦い。

発酵バターガナッシュホワイト：
コーティングのホワイトチョコが純粋に美味しい。
ガナッシュもホワイトでコーティングよりもコクがある。
サクサクした食感はバター由来なのかな？
外と中で味を比べられるのは面白い。バターがあることの変化が感じられる。

フランボワーズ：
やわらかい口どけ。フランボワーズの甘酸っぱいホワイトガナッシュを、
しっかり苦味をきかせたダークチョコでコーティング。つぶつぶトッピングがアクセント。
ガナッシュがホワイトベースというのが優しい味わいや苦味とのギャップを生んでいて、ブランドの個性が出ているなーと思った。

フレーズ（いちご）：
ねっちりしたいちごのミルクガナッシュをミルクチョコでコーティング。
いちごの果汁を感じる香り。そしていちごキャラメルのようなまったりした甘さと爽やかな酸味。
おいしい。

ノワドココ（ココナッツ）：
ココナッツのホワイトガナッシュをダークチョコでコーティング。
ココナッツの甘い香り。テクスチャは緩やかなクリーム状。
ホワイトチョコが美味しいので、味の強さのバランスが釣り合っている気がする。ココナッツが上品。